こんにちは!
大杉日香理です。
『アテアまでの道のり【大杉日香理の種明かし編 】』は、ついに今回が最終回になりました。
最終回は、~なぜ、くれや萌絵は才能を開花させ、“ブレイク”したのか~です。
すこし長めですが、どうぞごゆっくりお読みくださいね。
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これまでの記事
①最初のきっかけは、「ファッション」と「名刺」から
②この人、すごいことになるな」と思った生國魂神社
③くれや萌絵、春日大社で新たな扉を開く
④くれや萌絵、熊野の龍神をニンマリさせる
⑤くれや萌絵、龍神から「鍵」をもらう
⑥出雲の神から届いた大切なメッセージ
⑦大杉日香理、くれや萌絵にドキドキの告白!
⑧なぜ、私、大杉日香理の口が堅いのか?
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「龍使いになる」と宣言した後、
2014年10月、くれやはアテア講師から取締役になり、
龍神ヒーリング®の開始や新たな講座の担当など、
活躍の場をどんどん広げていきました。
また、さらに熱心に、自分の設定した課題に取り組んでいきました。
そんなくれやの次なる転機は、2015年9月に訪れます。
信州の八ヶ岳にお参りし、いつものように、
くれやの運転する車で諏訪湖周辺を巡っている時のこと。
八ヶ岳の龍神が私たちの前に、姿を現してくれたのです。
それは一瞬、七色にキラキラ輝く美しい彩雲に見えました。
くれやに車を止めてもらうように言い、私たちは外に出て空を見上げました。
七変化する雲の後ろには、神々しい龍神がいました。
龍神は、私たちにあえて自分の姿を見せ、
その存在をアピールしているようでした。
この頃は、ちょうど、八ヶ岳・諏訪地方の龍神と協働して、
神旅®をおこなうためのプロジェクトを進めていた最中です。
龍神は、「プロジェクト、一緒に進めるよね!?」と、
念押し(!)のために、現れてくれたこともわかりました。
でも、龍神が姿を現した理由は、もうひとつあることが、
私にはわかりました。
それは、くれやがさらなる成長を遂げるには、
自分の力をもっと開いていくことが必要だと
知らせるためだったのです。
彩雲と共に龍神が現れた場所は、八ヶ岳の上空付近です。
くれやにも見えるはずだと思い、その方向を指さしました。
しかし本人は、「何も見えません」とのこと。
どうやら、くれやの眼では、彩雲も龍神もキャッチできないようです。
でも、龍神がわざわざ姿を見せてくれているのに、
見えないはずがありません。
くれや自身が「見えない」と思っているから、見えないのです。
これまでも、こと神様や龍神を感じる能力について、自分にはわからないと
言い続けてきた彼女です。
その思い込みを外す時が来たのです。
私がそう言うと、私はその場所をカメラに収め、
画面で龍神がいる場所を確認しました。
そして、くれやが再び空に目を向けると、
「あ、見える!」と、声を上げました。
ようやく、彩雲と、そこに重なる龍神の姿を
自分の目でとらえることができたのです。
一度見えたら、「私にはわからない」とは言えません!
その感覚はもう自分のものになります。
それまでも、くれやは自分の感覚をひとつひとつ開いて、
新たな能力を次々と獲得していました。
でもこの時、龍神の姿を実際に見たことは、
大きなブレイクスルーとなったようです。
この経験で、くれやは、
自分の思い込みが限界を作っていること、
人間には大きな可能性があると、実感できたのです。
そしてこの経験が、くれやを変えていったのです。
ちなみに、くれやの記事(⑤くれや萌絵、人間の可能性を体感する)
を読んで初めて知ったのですが、
彼女はあの龍神は彩雲だったと、今でも勘違いしているようです…。
龍神が姿を見せた意味を、あの時きちんと説明したのに(涙)。
しかし、それもまた、くれやらしいと思う私でした。
〜「できる」という意志が現実を変える〜
自分自身の気持ちや感覚が変わると、
当然、現実が変わります。
それまでも、くれやは最大限の力を発揮して、
着実にヒーリングや講座に取り組み、結果を出していました。
その力は多くの人が認め、実績も積んできたのに、
くれや自身には、自分の可能性については、
今ひとつ実感が持てない部分があったのだと思います。
しかし、彩雲(本当は龍神)を見たことで、
くれやの中で確信と自信が生まれ、
発信されるエネルギーが一変しました。
「私はこれくらい」という制限のある意識で発するエネルギーと、
「人間に不可能はない」という実感から発するエネルギーは、
まったく別物です。
くれやのブレイクは、この転換から始まりました。
「できない」から「できる」への意識変革は、
くれやの現実も大きく変化させました。
エネルギーの変化に呼応するように、
くれやがおこなっていた龍神ヒーリング®や
講座への申し込みが飛躍的に増え、
過去最高のお申し込みを頂くようになったのです。
また、皆さんから頂くフィードバックも、
リピーターさまも右肩上がりで増えていきました。
この事実が、くれやの成長とともに
龍神ヒーリング®も変化していったことを示してくれています。
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くれや自身に起きた一番大きな変化は、
新たなチャレンジに対する姿勢でした。
実はそれまで、私はくれやに、
新たな講座やツアーなど、「これやってみない!?」と、
さまざまなオファーをしていました。
もちろん、神様と相談したうえでの話です。
ほとんどは、引き受けていたくれやですが、
龍使い講座1.2や指針講座(シルバー)など、
「私にはできないので、日香理さんがやったほうがいいと思います」と
断っていたものもあったのです。
遠慮ではなく、純粋にそう思ったのでしょう。
ところが、八ヶ岳以降は、それまで断っていた講座も
積極的に担当するようになったのです。
自分にはできないと思うこと、自信のないことでも、
あえてチャレンジするからこそ、成長できるということがあります。
くれやは、まさにそのチャレンジによって成長し、
新たな道を開いていきました。
正直なところ、当初くれやは
龍使い講座や指針講座(シルバー)は、
荷が重いと感じていて、そのことを何回か相談されました。
でも、「ドキドキするし不安だけど、やります!」と宣言した後は、
私に何度も質問を投げかけて、徹底的に準備をし、
見事にやり遂げたのでした。
着実に成長していくくれやに対し、2016年夏に初開講した
龍使い養成講座3-1は、初回から全て、くれやが担当しました。
龍使い養成講座1〜2は、初開講から何回目までは私が担当して、
その後くれやに移行したのですが、3-1は初開講からくれやの担当。
そのことで、これまた何度も「自分が担当でよいのだろうか?」と
相談を受けましたが、龍神達が良いと言っていることや、
これまでのくれやの成長話を伝え、本人が自然と納得できるまで話し合いました。
同時に、各地の神様や龍神に会いに行き、周到な準備を重ねながら、
結界RPG®で出かけて行った先のホテルでも夜通し講座内容を詰めました。
そのため、開催まで時間はかかりましたが、
くれやならではの場の力を活用した、濃密な講義内容となりました。
よりよいものを提供するために努力を惜しまない。
その姿勢は、「私なんて…何もできない」と
思っていたら出てこないものです。
与えられた仕事、やってきたチャンスに対して、
結果を不安がらずに、ひたむきに取り組む。
自信がなくても、気後れしても、
求められていると知ったら、イエスと言う。
そして、自信がなかったら、
その自信のなさを補うために、周到な準備を重ねる。
より良いものを提供するための努力を惜しまない。
しかも淡々とやる……。
それは、くれやの持つ大きな“才能”のひとつだと思います。
また、神様が喜んで応援したくなる大切な資質です。
そんなくれやと神様や龍神とのつながりは、ますます深まっています。
2016年に始まった龍神祈り合わせ®龍宮(乙姫)シリーズは、
くれやがいたからこそ、始まったサービスです。
また、2016年に何度も何度も沖縄へ行ったのも、
くれやと龍神とのご縁あってのことです。
アテアの2トップとして、私たちは今も日本各地どころか、
時には海外へも旅をしています。
本人はいまだに気づいていないと思いますが、
くれやには、発揮されるのを待っている才能がたくさんあります。
これから、その才能は次々に開いていくでしょう。
それがどんなサービスになり、講座となるのか、
私自身も楽しみでなりません。
みなさんも、どうぞ期待していて下さいね!
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〜ちょっと長めのエピローグ/おさらい編:なぜ、くれや萌絵は神様に愛されたのか〜
9回にわたってお届けした「大杉日香理の種明かし編」
いかがでしたか?
シリーズ最終回は、おさらいです。
くれや萌絵が神様の目に止まり、龍使いとしてご指名を受け、
ブレイクした理由をまとめてみたいと思います。
名刺とファッションを変えるようにアドバイスされ、
理由は一切聞かず、すぐ実行したくれや。
その素直さ、変化の鮮やかさは見事でした。
その後も、毎回満席になるよう、真剣に活動してくれました。
それは、自分でやると決めたから。行動力&本気が、そこにありました。
くれやの努力があったからこそ、いつもイベントは盛況でした。
その努力が神様に届かないわけはありません。
くれやは常に真面目に取り組みました。
くれやと2人で、あるいは、有志と一緒に行く結界RPGでは、
文句ひとつ言わず、いつも運転係。
自分でできることを真剣にやることが、「自力」を発揮するということ。
そういう意味で、くれやはいつも当たり前のように自力を発揮しています。
保証や見返りを求めていたら、決してできないことだと思います。
私から受けたレクチャーは膨大なものです。
また、ご神気を扱うための実地訓練も、数多く重ねてきました。
くれや自身に「学びたい」というひたむきな姿勢があったから、
これだけの学びと、それにともなう成長が得られたのです。
変化は、誰にとっても怖いものですよね。
だから、成長のためのチャンスが来ても、
「私にはムリ」と尻込みしてしまうこともあります。
しかし、くれやは「怖いけど、やる」という選択をしました。
そして、その選択を成功に導くだけの準備をしました。
新しいことに対して、自信が持てないのは、当たり前なんです。
でも、自信が無いなら無いなりに、その分事前準備すれば、
結果がついてきます。
その経験から生まれた「準備八割」が、くれやの口癖です。
理由6の説明は、少し長くなります。
今さらですが、私は常々くれや萌絵のことを
「この人はすごい!」と思っています。
それは、くれやに“場”をつくる才能や、
神様とつながれる才能があるからではありません。
(もちろん、それもすごいことですが)
私が何より尊敬しているのは、
自分の人生や、好きでやっていることについて妥協しないところ、
できないことや不本意なことがあっても、
決して人や状況のせいにせず、
自分の成長のために、淡々と努力を続けるところです。
過去に関しても、現在に関しても、
くれやが、グチや不満をこぼしたことは一度もありません。
また、「忙しい」という言葉を聞いたこともありません。
恵まれているように見えるくれやですが、
私が聞いた生い立ちから想像すると、
かなり、ストレスや重圧のかかる子供時代を過ごしてきたようです。
でも、くれやにしてみれば、それはすでに過去のこと。
「今、自分がどう生きるか」が、大切なのです。
くれやのスタンスは徹底しています。
もし今できないことがあれば、できるようになるまで、努力する。
そのための妥協は一切ナシ。
だからといって、自分が特別だという意識や驕(おご)りはみじんもないし、
自分のやっていることがすごいとは、少しも思っていない。
肩に力がまったく入っていないのです。
(力を抜くことも、神様とのおつきあいではとても大事なことです)
なぜ、そんな生き方ができるかというと、
決してスーパーウーマンでいようと思っていないからだと思います。
努力しても、どうしてもむずかしければ、
いったん保留にして、手放してみる。執着しない。
でも、やりたいことや、やると決めたことは、着実にやり続ける。
けれど、本人は「毎日好きなこと、やりたいことをやっているだけ」なので、
いつも、マイペース。
神様がくれやに白羽の矢を立てたのは、
こんな生き方を見ていたからでしょう。
もちろん、くれやのような生き方だけが素晴らしいと
言っているわけではありません。
ただ、神様たちと協働していく新しい時代の
ひとつの「モデル」として、
くれやの生き方は、多くの方の指針になるのではと思っています。
神様や龍神は、よりよい世界をともに築いていく人材を
今日も探しています。
そして、神々の後押しを頂きながら、
世のため、人のため、自分のために生きていくことが、
私たち自身の人生を、さらに発展させていきます。
みなさまが成長し、人生をさらに輝かせていくために、
この種明かしシリーズが、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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