アテアまでの道のり【大杉日香理の種明かし編☆番外編】◆なぜ、私、大杉日香理の口が堅いのか

こんにちは!
大杉日香理です。

 

『アテアまでの道のり種明かし編』、今回は番外編です。

 

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これまでの記事
①最初のきっかけは、「ファッション」と「名刺」から
②この人、すごいことになるな」と思った生國魂神社
③くれや萌絵、春日大社で新たな扉を開く
④くれや萌絵、熊野の龍神をニンマリさせる
⑤くれや萌絵、龍神から「鍵」をもらう
⑥出雲の神から届いた大切なメッセージ
⑦大杉日香理、くれや萌絵にドキドキの告白!

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私は、くれやから「秘密主義だ」とよく言われます。

たしかに、今までお話ししてきたように、
出会った当初から、彼女が神様の世界を伝える人材として
期待されていることは知っていました。

 

でも、神様に「伝えていい」と言われたこと以外、
一切話しませんでした。

 

また、今でもまだ、伝えるタイミングではないと
言われていることもあります。

神様がくれやにやって欲しいと思っていること、
くれやが本来持っていてまだ使っていない能力などです。

 

しかし、その時が来るまで話しませんでした。

 

この姿勢は、くれやに対してだけではありません。

神様が、その方にお話ししていいと言ったことだけを伝える。

これは、他の方に対しても、同じスタンスです。

 

もったいぶっているわけではないし、
好きこのんで、秘密主義者をやっているわけではないのです……。
言うなと言われていることは言わない。ただ、それだけ。

 

口が堅くなければ、神様の信頼を得ることはできません。
そして、私自身、神様の信頼を裏切ることはできません。

 

たとえば、これまで、くれや以外にも期待されている
人材はたくさんいらっしゃいましたし、
今も、もちろん数多くいらっしゃいます。
(基本的に、みなさんそうですが…)

 

でも、それをあえて神様がその方に伝えないのには、
理由があるのです。

この番外編では、その理由をお話したいと思います。

 

〜見返りがなくても努力する姿を神様は見ている〜

神様が、タイミングが来るまで伝えさせない理由のひとつは、
「成功するという保証や見返りがなくても、
自分の課題をコツコツこなすことが大切だから」です。

 

龍神や神様って、会社のトップ経営者と同じだと考えてください。

 

たとえば、会社の経営陣が幹部候補生を選抜して、
研修プログラムに参加させ、育てたいと思ったとします。

 

「じゃあ、Aさんを選ぼう」となった時、
まずは、直属の上司にそのことを伝えますよね。

上司は、その部下が幹部候補生に選ばれたと知りますが、
まだ非公式なので、本人には言えません。

 

会社としては、普段の本人の姿勢や仕事ぶりを評価して、
正式な決定を下すか判断します。

 

「候補になったのなら、そのことを伝えてあげれば、
Aさんはがんばれるじゃない!?」と思うかも知れませんね。

 

でも、「見返りがあるからやる」という姿勢は、本末転倒です。

裏表なく、どんな時も自分の課題に真摯に取り組む姿勢こそ、
神様が私たちに望んでいるものです。

 

それに、「幹部候補生に選ばれる可能性があるのだったら、
もっとがんばったのに…」という発想をしていると、
どんな場面でも、本当に力を発揮することはむずかしいでしょう。

 

もちろん、結果を期待するのが悪いわけではありません。
そこは誤解しないでくださいね。

でも、結果を得ること“だけ”を目的に行動する姿勢は、
自分自身の真の成長を止めてしまうのです。

 

神様は、私たちが成長していくことを
心から願い、応援しています。

そんな神様を信頼していれば、将来成功するかどうかより、
“今の自分がどうあるか”のほうが、ずっと大切になるはずです。

 


〜自分で体験して初めて成長できる〜

2つめの理由は、
「よけいな情報が、その方の成長を
止めてしまう場合がある」ということです。

 

もし私が、自分の勝手な判断で
神様から口止めされたことを伝えたとします。

 

すると、その言葉によって、
相手の方に驕(おご)りが生まれ、
「私は選ばれた人間だ」と慢心してしまうかもしれません。

 

逆に、「私のような人間が…」と、自己卑下したり
萎縮したりする場合もあります。

 

すると、せっかく成長していくはずだった、
その方の足を止めることになってしまいます。

 

つまり、本人の選択の自由を邪魔したり、
課題を乗り越えることで得られたはずの成長のチャンスを
奪ってしまいかねないのです。

 

言い方を変えると、他力が得られると知ることが、
「自力を発揮しない理由」になってしまうことがあるということです。

 

しかし、その方にとって必要なことは、
心から納得し、理解してくださるまで、
神様の言葉をきっちりお伝えします。

 

ぜひとも、ご自身で実践して頂きたいと、
いつも切に願っているからです。

 

だって、神様からのアドバイスを実行することは、
ご本人にしかできないのですから……。

 

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一口メモ⑤ 体感は、飛躍の鍵になる

 

以前ある方に、神様からこんなアドバイスが伝えられたことがありました。

1か月間、甘いスイーツ類を一切食べず、
1か月後に一粒500円以上の超高級チョコを一個買って、
ゆっくりティータイムをとり、好きな飲み物と一緒に味わいなさい。

 

そして、チョコを口に入れた時の頬の感覚を
じっくり味わうように……。

とても具体的なアドバイスです。

 

でも、「で、それが何の役に立つの?」と
思う方もいらっしゃるかも知れませんね。

 

アドバイスされた方もキョトンとして、
どんな効果があるのか、それをやったらどうなるか、
何度も尋ねられました。

 

私も言葉で伝えられる限り質問に答えさせていただきましたが、
どんなに言葉を尽くしても、限界があるのです。

 

なぜなら、その答えは、その方ご自身が、1か月間スイーツをやめて、
高級チョコを味わった時にしかわからないからです。

その体感こそが飛躍の鍵になると、神様は伝えているのです。

そして神様は、その方にやって欲しいからこそ、私を通して伝えるのです。

 

もし、経営者であれば、会社の存続や従業員に対する責任があります。

だから、立場上アドバイスの有効性を確認することもあるでしょう。

 

しかし、今すぐに理解したいための有効性の確認と、
行動するためのリスクヘッジとしての確認とは、全く意味が違います。

 

まずはやってみると決める。



その後、リスクヘッジを考えて、再度やってみるか検討する。

そしてやるか、やらないかを、自分自身で意思決定する。

 

成長するためには、これ以外ありません。

神様は、決して「できないこと」をやれとは言いませんから!

 

では、次回はいよいよ最終回になります。

お楽しみに!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

大杉日香理

「龍使い」になれる本を出版。発売半年で91000部の大ヒット。紀伊国屋書店全店16週連続ベストテン入りしている。 歴史、宗教、心理、文学、ビジネス、経営、スピリチュアルなどの総合的な知識をベースとしたメソッドを体系化し、2011年に株式会社を設立。 毎回満席、リピート率は96.5%をほこる「神旅(R)」は、神社を参拝するツアーを日本ではじめて事業化したもの。「みつかい養成講座」「龍使い養成講座」などの講座も好評を得ている。 船橋市では女性起業の可能性についての講演、 船橋商工会議所では、起業するうえで参加者自身の強みや何をしたいかを振り返り「自分がやりたいことを見つける」ことについて講義を実施。 法人向けに神縁をつなぐコンサルティングを行い、他力と協働する意欲のある経営者に、龍神から授かるリーダー力を伝えている。