こんにちは!
大杉日香理です。
お待たせ致しました!
アテアまでの道のり【種明かし編】なぜ、くれや萌絵が龍神から目をつけられたのか?いよいよ今回は6回目です!
①最初のきっかけは、「ファッション」と「名刺」から
②この人、すごいことになるな」と思った生國魂神社
③くれや萌絵、春日大社で新たな扉を開く
④くれや萌絵、熊野の龍神をニンマリさせる
⑤くれや萌絵、龍神から「鍵」をもらう
早速、お読みくださいね。
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2012年、くれやは、天橋立の龍神から「鍵」を渡されました。
その鍵とは、「自分から学んでいくこと」。
くれや自身はこのことは知りませんが、
この頃から、くれやは本格的に神様やエネルギーの扱い方を学び始め、
力をどんどんつけていきました。
私も、くれやと神社巡りを重ねながら、
くれやが着実に成長していくのを感じていました。
(本人はまだ「私には何の能力もない」と言い張っていましたが!)
そんな学びの中で、現在へつながる大きな転機となったのが、
2014年1月、出雲旅行です。
それは、いつも何が起こるかわからない、
私とくれやの数え切れない神社参拝(結界RPG®)の中でも、
最大級にアドベンチャーな体験でした…。
ご存じない方もいらっしゃるかも知れませんが、
私たちの神社参拝の旅(結界RPG®)は、
神様に導かれながら、神社や聖域を参拝してまわります。
ですから、行き先はあってないようなもの。
毎回「出たとこ勝負」の旅なのです。
この時も、あるご縁で紹介してもらった神社を巡るうちに、
神様に導かれて、地元の人しか行かないような
山の上にある神社へお参りすることになりました。
山頂の神社へは車で行けません。
駐車場に車を止めて、登り始めるとすぐ、
傾斜の急な細い山道になっていきました。
粘土質の道で滑りやすく、かなりの注意が必要です。
道はどんどん険しくなるのに、
初めての神社なので、目的地がどこかわかりません。
しかも道の両側には、私達の背丈くらいあるシダのような植物が視界を遮ります。
わたしとくれやは「危険だったら、すぐ引き返そう」と決め、
1歩ずつ登っていきました。
神様に導かれているので、絶対に大丈夫という確信はありましたが、
でも、人間側の判断も大切です。
私たちは、要所要所にある鳥居をくぐりながら、
慎重に歩みを進めていきました。
そして、「ここだ!」という山頂の小さなお社に
ようやく着いた時、私もくれやも、もうヘトヘトでした…。
私とくれや以外誰もいない山頂のお社は
ひっそりとして、真冬の凛とした雰囲気でした。
そこで、私はあるメッセージを受けとります。
それは・・・。
「本当はあるのに、“ないこと”になってしまっているものを、
再び“ある”ことにするように…。
“ないこと”になっているものの大切さを伝えるように」
というものでした。
それを、くれやに伝えると、
いつもは、まったくグチを言わない
くれやが一言叫びました。
「そんなの、下で教えて~~!!!!!」
・・・名言でした。
下り道はさらに滑りやすく、難易度が高くなりました。
一歩間違ったら、
そのままザーッと滑り落ちる可能性もある道です。
途中で落ちていた大振りの枝を杖代わりに、
普段は使わない足の裏の感覚や、
体全体のバランス感覚を最大限につかって、
一歩一歩気を抜かず、そろそろと降りていきました。
あれほど危険と隣り合わせだったのは、
後にも先にも、この時だけです。
この時使った感覚こそ、
「本当はあるのに、ないことになっていた」もの。
人間が本来持っている原初的な感覚でした。
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一口メモ④ 出雲の神様が本当に伝えたかったこと
出雲にいらっしゃる神々は、
とても明るくにぎやかな神様です。
私たちがお参りに行くと、「よく来たな〜」とでも言うように、
いつも陽気に歓迎してくださいます。
ところが、先ほどお話しした「“ないもの”を…」という
メッセージを伝える時だけは、違ったのです。
シーンとした空気の中で、
鉄琴がポーンと1回鳴り響くような静けさで、
その言葉は、おごそかに伝えられたのでした。
普段は、神様とフランクにおつきあいする私も、
この時ばかりは、とても茶化すどころではありません。
その言葉が、出雲の神々にとって、
そして、私たちにとって、どれほど大事なことかを感じ、
厳粛な気持ちで受け止めたのでした。
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ちなみにお客様をお連れする神旅®(かみたび)では、
常に万全の下見と準備をしています。
もちろん、このような危険なところへは一切行きませんので、
ご安心下さい。
しかしこの経験を経て、
万全を期すために、神旅®に保険を導入しました。
また、この時に開いた感覚が、私にとってもくれやにとっても、
後々の活動の重要なポイントとなったのでした。
そういう意味でも、意義深い参拝となりました。
有志の旅では、私が普段お客様にお話ししているような
解説をするわけではありません。
そういう意味では、
何かの見返りがあるわけでもなく、手弁当での参加です。
そんな旅に、くれやはいつも可能な限り参加し、
車の運転が必要な場合は、毎回運転手を買って出てくれました。
いつも嫌な顔ひとつせず、楽しそうに参加してくれやでしたが、
ハードだったあの出雲の旅だけは、申し訳なかったなあと、
今でも思っています。
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さて、出雲の旅で「“ないこと”になっているものの大切さを
伝えるように」…というメッセージを受け取った後、
私とくれやは、スタッフとともに、
自分たちなりに何ができるか試行錯誤を始めました。
“ないことになっているもの”とは、
いつも人間を守ってくれる神々の存在や、
神々とつながるために私たちが持っている力のことです。
その存在を多くの方に届けるために、
アテアでは、メルマガの発行や、
より深い学びを提供するための有料会員制度などを、
この時期にスタートさせました。
また、新講座の開設もおこなっていきました。
今思えば、この時のメッセージが、
龍使い養成講座のスタートや、『「龍使い」になれる本』刊行などの
「龍使いプロジェクト」につながっているのですが、
それはまた別の機会にお話できればと思います。
「くれや萌絵ができるまで」の種明かし、
いよいよ佳境へ向かいます!
つづく>>>
※「結界RPG®」「神旅®」「龍神ヒーリング®」「産土神リーディング®」は株式会社アテアの登録商標です。