アテアまでの道のり【大杉日香理の種明かし編4】 ◆くれや萌絵、熊野の龍神をニンマリさせる

こんにちは!
大杉日香理です。

今だから言える秘話シリーズ アテアまでの道のり【大杉日香理の種明かし編】、

おかげさまで大好評をいただいております。

なぜ、くれや萌絵は本格的に龍神から「ご指名」を受けたのか?

1.最初のきっかけは、「ファッション」と「名刺」から
2.「この人、すごいことになるな」と思った生國魂神社
3.くれや萌絵、春日大社で新たな扉を開く

どうぞ、つづきを読み進めてくださいね!

 

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その素直さと実行力から、
神々に注目され始めていたくれやでしたが、
当時、もちろん本人は、まったく知りません。

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会社経営のご主人と2人の娘さん、御両親の6人家族を
切り盛りしながら、自分自身の活動を続け、
招致者として、私を大阪へ招いてツアーや講座を開催してくれました。

そんな中、2011年頃から、くれやを含む有志が集まって、
泊まりがけで神社参拝の旅をするようになりました。
(今おこなっている神旅®ゴールドは、当時の旅行が元型になっています)

 

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2011年5月、有志で行った出雲ツアーのことです。

とある神社で、私たち一行は、出雲の龍神から
「龍の背に乗るか?」とオファーを受けたのでした。

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「龍の背に乗る」とは、龍神の後押しを本格的に受けること。

つまり、運気がグンと上昇する代わりに、
その分だけ、課題やチャレンジに取り組むということです

米子空港

私以外のメンバーは、くれやも含めて7名。

そのメッセージは、
ちょうど、境内をそれぞれに散策している時に届きました。

あとで全員にその言葉を伝えましたが、
私はまず、近くにいたAさんに伝えました。

この時、不思議な現象が起きたのです。

メンバーは私も含めて8人なのに、境内には、
私、Aさん、くれやの3人しか存在せず、
他の5人は違う次元にいる。……そんな状況です。

私たち3人が境内のどの場所で、どんなふうに立っていたか、
今もはっきり思い出せます。

でも、さほど広くない境内なのに、
他のメンバーはまったく存在していなかったのでした。
(もちろん、エネルギー的に…ですが)

あれ!?と思いながらも、私は
龍神が力を授けてくれると言うので、
呼ばれるままに、境内を移動していきました。

すると、いつの間にかAさんがいなくなりました。

そして、くれやだけがそばに残り、
私が龍神から新たな力を受け取っている間も
近くで、なにげなく佇んでいたのでした。

龍神から力を受け取っていることは他言しないように
指示されていたので、くれやには
私がただお祈りしているだけに見えたと思います。

でも、なぜかそばにいるのです。

何かの力が働いた結果、
その時くれやだけが一緒にいたのです。

  

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いつもは、ふらふらと(笑)自由に散策しているのに、
肝心なときに、必要な場所にいる……。

本人は無自覚だと思いますが、
こんなことが、この後もくれやにはよくありました。

集中力が最高に高まり、変性意識にはいることを、
「ゾーンに入る」と言いますよね。

くれやには、そんなふうにゾーンに入り、
場のエネルギーをキャッチする力、
あるいは、場を変える力があるのではと、
当時私は分析したのでした。

 

さて、出雲で龍の背に乗せてもらうことになった
私たち8名の状況は、どんどん変化しはじめました。

私は、株式会社を設立することになり、
くれやは、私以外の講師も幅広く招致し始め、
カラーセラピストとして、ますます活動の幅を広げていきました。

そんな有志たちとの旅を続けていた2011年8月、
和歌山県の熊野に、出雲とほぼ同じメンバーで訪れた時のこと、
「神隠し事件」が起きたのです。

といっても、誰か1人がいなくなったわけではありません。

熊野大社 梛の木

熊野大社の境内で全員がはぐれてしまい、
バラバラに散ってしまったのです。

お互いがお互いをどんなに探しても、
誰にも出会えない。

言い方はおかしいのですが、山深い熊野で、
「みんながみんなにはぐれてしまった…」という状況です。

山奥過ぎて、携帯も圏外です。

私自身は、ひたすら同じ場所で待ち、
通りかかる人に伝言を頼んだりして、メンバーが戻ってくるのを待ちました。

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待つ間も無駄にすることなく、その場が重要なポイントであることも知っていたので、
必要な神事を行いながら待ちました。
(面白いのが、ひとつ神事を終える度に地元の方が参拝にお越しになり、
地元のお話をしてくださいました。それがその神事にリンクしている内容
だったのが、神様の凄さです)

神事を行う時は、大抵同行者がその場から自然と離れるのですが、
その時の神事は行う範囲も深く、動かすエネルギーも大きかったので、
同行者のサポートが必要でした。

しかし、その場にはいません。

その時、数キロ先で、「ここを場を創る目安とすれば良い」と
熊野の龍神が伝えてくれました。

山の中なので木々に閉ざされて見えませんが、
そのポイントで何かサポートしてくれているのを感じました。

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神事も終え、そんなこんなの末に、ようやくメンバーは再会し一安心。
と思ったのですが、気づくと、くれやだけが所在不明です。

仕方ないので、山の中を突っ切って駐車場に戻りながら、
先ほどの場所と駐車場の位置関係を考えながら、進めば進むほど
先ほどのポイントでサポートしてくれたエネルギーが強くなるのを感じました。

山林を抜け、駐車場に辿り着いたら、
そこに、涼しい顔をしたくれやが待っていました。

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聞いてみると、メンバーを探したけれどいなかったので、
もう駐車場だと思って戻っていたとのことでした。

どのくらい前から駐車場に居たのかを確認すると、
まさに龍神がメッセージを伝えてくれた頃です。

まさかなぁ〜と思っていると、それまで曇天だった空から
一気に大量の雨が降ってきました。

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急いで車に乗り込み、ふと窓の外に目を向けると、
先ほどの熊野の龍神と目が合いました。

この時、熊野の龍神厳島龍神と同じように、
またもや、ニンマリしているのがわかりました。

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龍神は、更に目線を向けてきて、とても嬉しそうにしています。
でも、くわしいことは一切言いません。

龍神が何も言わないということは、
多分まだ聞くタイミングではないのでしょうから、
私もあえて聞きません。
(むしろ聞きたくないとも言えます)

でもこの日、くれやのステージが、
また確実にひとつ動いたなと私は感じました。

ちなみに熊野は、龍神のもたらす運気の「分水嶺」にあたります。

紀伊山地

その熊野で、メンバーがそれぞれ違う場所に散ったということは、
今後、各人の道が分かれていくタイミングかも知れない……。

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そんなことを思った出来事でした。

その予感通り、その後各自が活躍の場を広げていくのですが、
くれやと私のつながり、そしてくれやと神様のつながりは、
さらに深まっていくことになります。

ただ、それはまた後のお話です…。
               

つづく>>>

※「神旅®」は株式会社アテアの登録商標です。

ABOUTこの記事をかいた人

大杉日香理

「龍使い」になれる本を出版。発売半年で91000部の大ヒット。紀伊国屋書店全店16週連続ベストテン入りしている。 歴史、宗教、心理、文学、ビジネス、経営、スピリチュアルなどの総合的な知識をベースとしたメソッドを体系化し、2011年に株式会社を設立。 毎回満席、リピート率は96.5%をほこる「神旅(R)」は、神社を参拝するツアーを日本ではじめて事業化したもの。「みつかい養成講座」「龍使い養成講座」などの講座も好評を得ている。 船橋市では女性起業の可能性についての講演、 船橋商工会議所では、起業するうえで参加者自身の強みや何をしたいかを振り返り「自分がやりたいことを見つける」ことについて講義を実施。 法人向けに神縁をつなぐコンサルティングを行い、他力と協働する意欲のある経営者に、龍神から授かるリーダー力を伝えている。