【言葉の認識の違い】を念頭にしたコミュニケーション

 

「言葉」って、その人の中で定義づけされているので、
みんなが同じ言葉で同じ内容を認識しているか」というと、
そうでもないんですね。

むしろ同じ言葉なのに認識の違いから、誤解も生まれやすいです。

例えば、ずいぶん前の話になりますが、
関西と関東では和菓子のさくらもちがまったく違うものだと知り、
とても驚いたことがありました!

私は関東生まれの関東育ちですので、
さくらもちといえば薄ピンク色の粉生地を
平たく焼いたものであんこを包んだものという認識です。

それとは別に、道明寺(和菓子のです)というと、
道明寺粉を使ったつぶつぶの生地にあんこをいれたものです。

これが関西ですと、関東でいうさくらもちは存在しないで、
道明寺=さくらもちなのだそうです。

ですから、この言葉の違いを知らずに、
関東の方が関西の方にさくらもちの購入をお願いすると、
めでたく道明寺が手元にやってきます(笑)

 

まぁこれは一例でして、
さくらもちの違いがコミュニケーションに誤解を生むわけではありませんが、
【言葉の認識の違い】を念頭にされたコミュニケーションをとることは大切です。

 

 

[意味が広い言葉][各人の認識でニュアンスが変わってしまう言葉]は、
特に始めの認識合わせから丁寧におこなった方が、
実りあるコミュニケーションになると思います。

言葉だけですべてを伝わるとは思いませんが、
言葉で伝えることは欠かせませんし、、
思考を言葉化(明文化)することは開運アクションとしては重要です。

 

「自分では○○といってAと認識していたこと」が
「他の人は○○と聞いてBと思っていた」
なんてことは結構ざらにあります。

ですので、大切なことほどできる限りの言葉のすりあわせが大切なんですよね。

これを意識しているのといないのでは、
3ヶ月後のあなたのコミュニケーションが変わってきますよ。

 

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

大杉日香理

「龍使い」になれる本を出版。発売半年で91000部の大ヒット。紀伊国屋書店全店16週連続ベストテン入りしている。 歴史、宗教、心理、文学、ビジネス、経営、スピリチュアルなどの総合的な知識をベースとしたメソッドを体系化し、2011年に株式会社を設立。 毎回満席、リピート率は96.5%をほこる「神旅(R)」は、神社を参拝するツアーを日本ではじめて事業化したもの。「みつかい養成講座」「龍使い養成講座」などの講座も好評を得ている。 船橋市では女性起業の可能性についての講演、 船橋商工会議所では、起業するうえで参加者自身の強みや何をしたいかを振り返り「自分がやりたいことを見つける」ことについて講義を実施。 法人向けに神縁をつなぐコンサルティングを行い、他力と協働する意欲のある経営者に、龍神から授かるリーダー力を伝えている。