人間は自分だけで生きるエネルギーを賄えません。
だから食物からもエネルギーをいただきます。
食事とは、食べごと。
その真意は、
【自分以外の生命エネルギーをいただく】ということです。
そして、稲を収穫してつくられるお米。
実はそのお米を握ってつくるおにぎりは、開運と深い関わりがあります。
おにぎりは日本の心を反映している食べ物でもあり、
コミュニケーションを伝え合う食べ物 でもあります。
おにぎりを作るときは基本は手で握りますよね。
今
時のラップでクルクルではなく、左手と右手をしっかり合わせて力を込めて圧縮します。
左手は火=ヒを表し、右手は水=ミを表しています。
そしてこの火と水を合わせることで正反対のパワーが融合しバランスがとれます。
つまり左手と右手を合わせて握るおにぎりは、
万物の根本である火と水を結んで作られる食べ物なんですね。
各種の食べ物の命をいただくことで私達は命を繋いでいますから、
いただく命そのものが10のパワーより100のパワーになった状態でいただいた方が、より多くの命のパワーをいただけます!
食べ物の命のパワーを上げる方法はいろいろありますが、
おにぎりを握ることもそのひとつなんです。
そして「いただきます」という言葉は、
食事を食べられるまでに関わってくれた人々に向けるだけではなく、
生命エネルギーをくれた食物にも向けられる言葉です。
補足するならば、その食物を育んでくれた神様方にも向けられています。
そこまで意識を向けて「いただきます」と発してみると、
その祈りが届く範囲が変わってきますよ。