主人の4回目の命日です。
存命していれば、今年は還暦。
平均寿命が延びたとはいえ、還暦を迎えずに去る命ももちろん多いですね。
あの日は東京は大雪で、主人の職場に向かう足も大変でした。
中学生と小学生だった子供たちも、現在は二人とも高校生。長男は大学受験真っ最中。
既に息絶えた主人と対面し、夕方再度訪れることになり一旦自宅に帰りましたが、同居していた義父に主人が亡くなったことを告げた時のことは、今でも鮮明に覚えています。
その義父も2年前に他界しました。
結婚当時、義父と義母と主人とわたしの四人家族から、子供たち二人増えての六人家族が、今では三人家族です。
今でも子供たちが言います。
「家族が半分になっちゃった」
さて、なんでわざわざ公共の場で、こんな私的なことを長々と書いているかというと、人生は捉え方ひとつで簡単に変わることをお伝えしたいからです。
例えば、上記の状況は突然の一家の大黒柱の他界。
これから学費のかかる子供たちが二人と、義父の介護。
それ以外にも別に住んでいる実母の介護も。
わたしひとりで全て支えていかなくてはならない状況です。
もちろん主人の遺族年金はありますが、30年以上厚生年金をかけていても、四人家族が生活するのははっきりいって無理!です。
片親手当もないよりはマシ程度。
だからといって、アレがどーのコレがどーのと無いことを言っていても現実は何も変わりません。
更にわたしだけが支えていかなくては!と使命感に燃えてもすぐに枯渇します。
ではどうするか?
これはもうシンプルです。
まず現状の洗い出しをし、必要な対策を考えます。
出来ること出来ないことは、ここでは不問。
とにかく考える。
その中で出来ることから手をつけていきます。
今回の状況なら、親戚の手を借りるとかも可能なら対策としてあげます。
行政の手を借りるとかもありです。(わたしはどちらも借りてませんが)
あとは、実直に出来ることを自分がここまでと思った基準より数段上までやることです。
もちろん、出来ない時もあります。
もちろん、不安だらけです。
もちろん、先の予測は不明です。
でも、やる。
今回の状況に限りませんが、ビジネスでもなんでも、適切な行動を積み重ねていくことが、うまくいくコツなんです。
出来ない自分を責めるのは簡単ですが、何も生み出しません。むしろダメな自分を強化するだけです。
不安に苛まれることだらけですが、この不安はやるしか払拭されないので、不安を払拭したかったら適切な行動を積み重ねるだけです。
先の予測は不明でも、わからないからやらないのでは、一家で行き倒れです。
つまり、何があろうとやると決めたらやる!!
それだけなんですよ。
ただやる、ただ決める、不安でも予測不能でも考えて行動する。それしか前には進めません。
こう書くと、それは状況が特殊だからとか、わたしだから出来ることで普通は出来ないと言われます。
わからなくはないですが、先にお伝えした通り、人生は捉え方ひとつで簡単に変わるんです。
☆不安なら不安でOK!
だって不安なのに無理に不安じゃないと思い込むことないでしょ?というか無理!
→だけど、不安に苛まれて何もしないとかはなし!不安でも適切な行動はする!そう決める!
簡単に不安に傾く感情。それは人間なら誰でも同じなんですよ( ´ ▽ ` )
☆予測不能なら予測不能なままで良くないですか?
だって未来予知とかエスパーじゃないんだから。
→だから未来がわからないなら、過去を振り返って成功パターンと失敗パターン、チャンスが来るパターンを洗い出しておけば、うまくいく確率は上がるよね?
☆誰もが出来るわけじゃない。それはそーですよ。
でもあなたにはあなたが出来ること、洗い出したら出てくるもの、ありますよね?
→同じやり方が通用するとか、同じように考えるとかしなくていいから!同じことやったって、それはその人の成功パターンであってあなたのじゃないんだから!でも、あなたにはあなたの成功パターンがあるよね?
これらも捉え方ひとつ。
人生は捉え方ひとつで簡単に変わるので、あなたが変えたい、こうなりたい!と思うのならば、そのために考えて行動する。
それだけだし、それは何も特別なことではなく、
誰にでも出来るんです!