先週末は、大阪での講座「バラの魔法と龍神講座」「みつかい養成講座 中級」を開催いたしました。
画像はバラの魔法のお守りアイテム作成中の受講者さま。
バラの魔法と龍神講座の後、受講者さまと話していたのですが
「私は運がいいだけで・・・」と、おっしゃいます。
実力ではなく、運だけで進学、就職、そして少し前に昇格のされたので、今もそうだと言う意味なんですが
「ね、いまうちの講座に通ってくれてるの、運を良くするためじゃないの?」
とお聞きすると
「はっ!そうです!!」
「じゃあ、それなんかおかしくない-?運がいいって、、、いいやんね?」
「ですよね!」
普通に考えて「運」だけではないんです。
彼女が選ばれて手にした進学や就職は、全国に目指している人は数え切れないほどいる、憧れのポジション。
10人中2~3人選ばれるようなものなら、ひょっとしたら何かの間違い(笑)で潜り込めるかもですが。
そして就職となると、もっと狭き門になります。
言わばその分野での全国の頂点に立つのに
☑実力はなく運だけ
☑努力もせず運だけ
なんて、ありえませんが、彼女は真剣にそう思ってはるんです。
もしかしたら、同じレベルの他の人より努力はしていないのかもしれません。
がむしゃらに目指していたわけではなかったのに、すんなり選ばれた。
でもそれは、実力がないわけでもなく、努力をしていないわけではない。
今は名だたる企業で、部下をたくさん抱えるリーダーとして活躍されてます。
それもね、100人200人しかいない会社ではなく、日本有数の企業。
彼女がほんとうに実力がないのなら、そのポジションの代わりは山ほどいる。
なのに何故、こんな風に考えるんでしょうねー?
って、人ごとなら思うよね。
でも誰でも同じような側面を持ってます。
自分を実力以下と評価してしまう。
それは、謙譲の美徳の国で育ったせいなのか
自信家は疎まれるという思い込みなのか
その他の理由なのかは人それぞれですが、自分を等身大に評価することは難しいです。
自分が得意な事って、得意だからこそ簡単にできるので
たいした努力をせずに、なんとなく出来てしまったりします。
反して、苦手なことは必死で頑張っても、そこそこにしか出来ないことが多く
その苦手なことがすんなりできる人を「すごい!」と思う。
逆パターンで、自分も「すごい!」んですけどねー。
そういう私も、自分のことはわかりません。
私たちは自分の顔や背中を鏡を使わないと見れないし
自分のことはわからないように出来てます。
だからこそ「自分以外の他者」がいるんです。
他人と比べて、自分を出来る出来ない・いい悪いと評価するのではなく
自分を知るためです。
色が黒いとか、背が高いとかも、比べる母体があってはじめてわかるよね。
精一杯自分を発揮しよう!と思う人は、自分を知ることが必須です。
知らないと使えません。
そして世の中には、自分が苦手なことが、超得意な人もいれば
自分がたいして努力もせず出来ることが、とても苦手な人もいる。
私で言えば、郵便物を出すとか、ホテルの予約をするとか、誰でも出来そうなことが何故か超苦手。
でも、だからこそ世界は成り立つ。
私と同じタイプで、同じ能力の人ばかりだったら、もう困りまくりです。笑
そして相手と自分は違うという、当たり前の事を、いい悪いではなく受け止めることが
相手を尊重することに繋がります。
(続く・・かも。笑)
♥くれや萌絵
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