14.五穀の起源
そして、スサノオは蓑を着せらせ、爪をはがされて、高天原を追放されます。
蓑を着せるというのは、罪人であることを意味します。
出雲の国に至る道中で、スサノオはお腹がすいたのでオオゲツヒメに食事を求めます。
食物の女神オオゲツヒメは、鼻、口、尻などから食べ物を取り出して料理します。
スサノオはわざと汚していると勘違いしてオオゲツヒメを殺してしまいます。
その死体の頭からは蚕、目から稲の種、耳から粟、鼻から小豆、陰部から麦、尻から豆が生まれます。
これが五穀の起源です。