神社と神様よもやま話:神様とお酒の関係について2

「神様とお酒の関係について1」に続いて、今回も神様とお酒のお話を。
私、神社の授与品で「お神酒」があると、必ずゲットします!
実はお酒は飲めないんですが(はい、飲めないというと驚かれます)
飲む以外にお料理に使ったり、お風呂に入れたり、
お化粧水を作ったり、色々使える優れもの♪

前置きはこのぐらいにして、神様とお酒のお話です。

日本神話で最初に「お酒」が出てくるのは
「ヤマタノオロチ」の神話です。
あまりの乱暴ぶりに、アマテラスの命で神様の世界から追放された
スサノオが降り立った地、奥出雲。
ここで出会った老夫婦が泣いているのでワケを聞くと・・・
「8人の娘がいたが、毎年やってくるヤマタノオロチに
娘が一人ずつ食べられてしまいとうとう娘が一人になってしまいました。
今年もそろそろヤマタノオロチが来る頃で・・・」と言うわけです。
そこでスサノオはヤマタノオロチ退治を請け負い、
準備をしてオロチを待ち構えます。
その準備が「お酒」です。
ヤマタノオロチは、頭が8つあるので、
スサノオは酒樽を8つ用意します。
喜んでお酒を飲み、酔って寝てしまったオロチを退治する・・・
というお話です。

ビールが美味しい時期になりますが、
神話や神々に想いを馳せつつ、浴衣で日本酒もおしゃれですね。