神社と神様よもやま話:「神様とお酒の関係について1」

神様からの後押しを頂き開運する方法をお伝えしていますが
神様からいただくだけではなく、
私たちが神様に差し上げるものがあります。
それは「陽気さ」
私たちが日常を陽気に過ごすことが、神様のご飯=栄養になります。
元気になった神様から、さらに多くの後押しを頂けるという
好循環になります。

その「陽気」な状態になるための1つが「お酒」です。
お酒を飲むと、陽気になり気分が高まります。
古代の人は、この神秘的な飲み物を
神様の領域に近づくものと捉えていました。
そして、お酒を造ることそのものが「ご神事」となっていきました。
お酒が持つ腐敗を防ぐ作用から「清らかなもの」として捉えられ
今も神様にお酒をお供えする習慣が続いています。

また結婚式のご神事として「三三九度の盃」や
「親族固めの盃」があります。
お酒を分かち合い、新たなご縁を深め、
さらに関係を深めるという意味合いがあります。
お酒は、神様と人だけではなく、
人と人を結ぶ場合にも欠かせないものです。
ちなみに三三九度の三と九は「陽の数字」です。

神様と関係の深いお酒。
神様のご飯になる「陽気さ」が足りない時は、
お酒をいただいてみてはいかがでしょう?
くれぐれも飲み過ぎにはお気をつけて!