子供を育てていると、子供の成長に合わせて親としての立ち位置が変わっていきます。
成長によって子供に必要なサポートが変わるのだから
親としての立ち位置が変わるのは当たり前。
ただ子供の成長は早くて、親は自身に目に見えた変化がない(身長や体重やできることの伸び幅は、子供ほどわかりやすく視認できない)ため、親自身がベスト立ち位置と思っていても、子供にとっては既に違う立ち位置になってしまうことも多いです。
それは子供が成長している=変化しているから起こること。
立ち位置を誤認している場合で一番多いのが、過保護や過干渉かな。
逆も然り。
さて、この相手の成長による立ち位置の変化は、
子供相手だけではなく、大人同士の間でも起こります。
自分が相手との立ち位置を変えていなくても、
相手が成長したことで、その立ち位置での自身の存在が過保護や過干渉になったりします。
子供相手の時は、子供が成長する存在であるという前提が大きいため
親の方も立ち位置を意識しやすいですが、大人相手だと見落としがちになりやすいですね。
お互いが関わることで相乗効果や可能性を広げられたり深められるような関係でありたい場合や、
また相手にとって自身がそういう存在でありたい場合は、相手の変化に合わせた自身の立ち位置を
振り返る時間を定期的に設けるといいと思います。
一番あいや~となるのは、よかれと思ってとっていた立ち位置が
当初はOKだったけれど、現在の相手にとってはあんまりだった場合です。
この立ち位置を見極める視点は、経験やセンスを磨く ことで誤差を産みにくくします。
あとは視点の変更かな…これも知識と経験である程度可能です。