自分が見える視界が自分の世界になっていることを、
意識してみれば誰でもわかっているつもりではいます。
実際にどれくらいの視界で世界を見ているのか?
それを知っておくことが、物事を判断するにも、検証分析するにも、ひいては自分の軸を知るためにも大事。
くりぬき窓から見た視界。
これもミクロを知る上では大切な視界の大きさ。
でもこれだけで視界が固定されると、この視界外にある世界は見えなくなってしまいます。
同じくりぬき窓を見ている場所で上を見上げれば、
そこには大きな視界が広がっています。
木々の青さや空の光明を見ることができます。
同じ場所で、視点を上にしてみただけで、これだけ視界が変わるんですよね。
物事は同じように見えても状況や関わる人、その時のタイミングで内容は異なり、
常に自分の視点を大きくしたり小さくしたりしながら、物事をみる習慣を持っておくことが大切。
誰でも人間は自分の世界だけがすべてではないとわかっているつもりで
主観で判断をしてしまう生きものと知っておくだけでも、視点が凝り固まりにくくなります。
自分の判断は常に間違っている可能性があり、
自分の判断は常に正しい可能性もある。
その極値の視点を持ちながら、視界を広げたり縮めてみれば、
自分の軸も明確になってきますね。