「自分のことは自分がよくわかっている…」というのはよく聞く言葉です。
一面では真実ですが、
「等身大の自分を知っているか?」というと、
答えはNO!です。
等身大の自分とは、
過大評価でもなく、過小評価でもない、本当の100%の自分です。
過大評価でもなく、過小評価でもない、本当の100%の自分です。
「自分のことは自分がよくわかっている」というのは、
等身大の自分を100%としたときの100%ではありません。
等身大の自分とは、
自分が知っている自分だけではなく
【周囲だからこそわかる自分を加味したもの】
ですので、必然的に周囲からのフィードバックを必要とします。
そして「自分がわかる自分」は、
自分の知覚の範囲で知ることができる自分だけなので、
知覚外の自分のことはわかりません。
自分の知覚範囲を拡げていくことは、自分を知る上でも大切ですが、
拡げても100%の範囲にはならないので、
知覚外の自分がわかる他人からのフィードバックも必要となるのです。
周囲からのフィードバックと、
正確な自分を知る方法と結果。(これには今回は触れませんが)
これらを合わせて等身大の自分を知っていくことで、
過大評価でも過小評価でもない、【自分という人間の活かし方】が見えてきます。
もっというと、わかることで決まってきます。
とはいえ、
加味しきっても100%の自分を知ることにはならないのですが、
「20%しか自分を知らない人」と、「80%の自分を知っている人」では
自分という人間の人生での活かし率がまったく変わるのは、想像の範囲内です。
ですので、100%の等身大の自分に近づけるためには、
【自分の知る自分率を上げていく】ことが必要になるんですよね。