アテアでお伝えする日本神話とは、以下の3つをまぜたものです。
1古事記:712年編纂
2日本書紀:720年編纂
3風土記
1と2を合わせて記紀と呼びます。
1.古事記
大和言葉で書かれているが、大和言葉は音に漢字を当てはめているので、
写本のたびに解釈が加わり、字が変わっています。
古墳時代、仏教が伝来した時に、日本文化が廃れそうになったので
記録として留めるために、日本人向けに書かれました。
時代が変わると読めなくなっていましたが、本居宣長が「古事記伝」を著し翻訳したため
現代でも読めるようになりました。
2.日本書紀
日本歴史学会が正史と認めています。
外国向けの広報新聞のような役割なので、漢文で書かれています。
3.風土記
地方誌。写本として5つが現存します。『出雲国風土記』がほぼ完本として残っています。
朝廷が書かせていたもので、民話も入っています。