不安と焦りのスパイラルにはまらないこと

いよいよ来週にせまってきました金環食!

運気的には前後2週間が金環食期間なので、ゴールデンウィーク明けくらいから
金環食期間は始まっています。

それでも本家本元の金環食当日に近いほど、期間中の特色は濃くなっていきます。

今年は本来3月の春分で切り替わる運気が、5月の金環食まで持ち越されたので、
長く続くスタートのための準備にもんもんとしている方も多かったと思います。

がんばっているけれど、なんだか停滞感がぬぐえないとか、
地道に進んで行っているのに、先が見えないとか…

通年は2ヶ月で行うことを4ヶ月かけておこなってるので、
進んでもやっても前が見えないことが多かったんですね。

それも金環食期間に入り、金環食自体が近づいてきて、
かなりスッキリとし始めた方も多くなってきました。

個別コンサルティングでも、今年に入ってからそのような関連話やご相談が軒並みでしたが、
最近は落ち着いてきましたね。

こういうもんもんとした運気のときは、特に不安と焦りのスパイラルに陥らないように
意識をしていくことが大切なんです。

人は未来がわからないので、先の見えない不安というものが一生無くなりません。
今不安がなくても、予測不可能な何かが起これば途端に不安がわき上がります。

不安自体は人が人である限り、上手にお付き合いしていくのが賢いです。

不安とのお付き合いの仕方を知っているだけで、
不安に振り回された思考や行動が軽減されますので、人生がスムーズにまわりやすくなります。

不安はどんなときでも起こるのが当たり前。
わかってはいても心地いい感情ではないので、なんとか早くなくしたいと思ってしまいます。

ここで、ちょっとお待ちを!

不安は好ましい感情ではありませんが、早くなんとかしたいと焦りが生じてきます。

この焦りに任せて行動を始めてしまうと、不安が消えるための行動ではなく、
行動してもむしろ不安が増幅されていく行動を選択してしまいます。

焦っているので、適切な行動を選択しずらい…というかほとんどの場合、
まったく不安解消にならない不毛行動を選択しやすくなってきます。

行動しても不安が解消されないと、もっと焦りが大きくなり、
それを解消するために別の行動を(その行動が不安解消になるかを考えずに)していく。
行動してもまた不安が解消されないので、更に焦りも増してきて…

こんなように不安と焦りのスパイラルに陥ってしまうと、行動を繰り返して時間とエネルギーをかけた分、
ますます不安が増幅されていきます。

まさに悪循環…

不安がわき起こったときは、不安という感情を時間をかけて味わっていくと
不安感情に振り回されなくなっていきます。

他にもオススメなのが、書き出すこと。

さてさて、金環食期間が終わると次は夏至がやってきます。

春分の切り替えが遅かったと言うことは、夏至までの期間でおこなっておくことを
金環食期間が終わってから早々にやっておく必要があるということです。

夏至とともに6月は1年の半分が切り替わる時でもあり、
7月からの下半期の方向性を見つめておく時期でもあります。