多層的に見る視点とは?

多視点シリーズ3回目は物事を多層的に見ていく視点です。

多層的に見るとは、物事をまるで地層のように捉えて、
必要に応じて各層を単独で見たり、複数の層を合わせて見る視点です。

物事はひとつに見えることでも時間がたったものほど、繋がっていることが多いです。
その繋がりを層として捉えると、どの時点で何がどうなっていたのかがわかります。

これは時間の流れを層として捉えた場合ですが、
他にもひとりの人を多層として捉えることによって、
その人の各資産(本質や強みなど)がどのくらい深い場所にあるものなのか、
もしくは表面上のどの辺りにあるものなのかが明確になってきます。

多層的に物事、あるいは対象を見ることで、それらの内部構造も見えます。

対象物が人間であれば、その人を構成する資産や、現状の活用度も見えてくることもあります。
対象物が一種の問題であれば、問題の発起点から始まり、途中経過から現状、
今後の道筋も見えてきます。

多視点シリーズ
多面的に見る視点とは?
多重的に見る視点とは?  

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

大杉日香理

「龍使い」になれる本を出版。発売半年で91000部の大ヒット。紀伊国屋書店全店16週連続ベストテン入りしている。 歴史、宗教、心理、文学、ビジネス、経営、スピリチュアルなどの総合的な知識をベースとしたメソッドを体系化し、2011年に株式会社を設立。 毎回満席、リピート率は96.5%をほこる「神旅(R)」は、神社を参拝するツアーを日本ではじめて事業化したもの。「みつかい養成講座」「龍使い養成講座」などの講座も好評を得ている。 船橋市では女性起業の可能性についての講演、 船橋商工会議所では、起業するうえで参加者自身の強みや何をしたいかを振り返り「自分がやりたいことを見つける」ことについて講義を実施。 法人向けに神縁をつなぐコンサルティングを行い、他力と協働する意欲のある経営者に、龍神から授かるリーダー力を伝えている。