アテアまでの道のり【くれや萌絵バージョン】②くれや萌絵、龍神の力で全国に広がる

2010年10月、大杉の神社ツアーが、大阪で2日間にわたって開催されました。
龍神と初めて関わりが生まれたのは、この時です。
2日めに訪れた生國魂(いくくにたま)神社で、
参加者が大杉から個人メッセージを受けとっている時のこと。
2日間とも参加した私は、1日目にメッセージをもらっていたので別の場所で待機していると、
「くれやさん、ちょっと来て下さい」と主催者から声がかかりました。

「あら、昨日私がメッセージもらったこと、忘れてはるんやわ。ラッキー」と思いながら、
いそいそと足を運ぶと、そこは宮島の弁天様が祭ってるお社。

その前で、大杉はこう言いました。

「全国に広がる準備はできていますか?」

は? 唐突すぎて、なんのことやらわかりません…。
でも、もちろん「できてます〜!」と、調子よく即答(笑)。
すると、「このお社の前で名刺入れを掲げて、お祈りして下さい」とのこと。
そう、大杉にアドバイスされて作った超高級名刺が入っている名刺入れです。

そうやってお祈りすれば、私の活動を全国に広げてくれると言うのです。

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(ここがそのお社です)

当時私は、自分で開発したケアカラーシステムというカラーセラピーの
セラピスト養成講座をおこなっていました。
その講座が広がるんだったらうれしいなという軽い気持ちで
祈りを捧げ、その後数ヶ月が何ごともなく過ぎていきました。

そして、数ヶ月たったある時、
ふと「そういえば、あの時の話はどうなったんやろう」と思い出し、
自分の現状を振り返って、アッと驚きました。

神社ツアーのあと、私自身は普段通りに過ごしていたのに、
ケアカラーシステムは、すでに全国に広がっていたんです。
「どういうこと!?」と思いますよね。

実は、大阪で養成講座を受けていた受講生の中には、転勤族の奥さんが何人もいました。
彼女たちの夫が次々と異動になり、一家で引っ越した先で、それぞれ講座を開いてくれたのでした。

その結果、気がつくとケアカラーシステムが、全国で一気に拡大していたのです。

私は、自分が講師として地方に呼ばれて全国に広まることを、想像していました。
現実はまったく違う形で、でも結果的には、効率よく広がったのですね。

「なるほど〜。こんな広がり方もあるんやな」と、ひとしきり感心したのでした。

 

〜ふと発した一言で、大杉のツアー招致が始まる〜

 

話は、大杉の大阪神社ツアーに戻ります。
ツアー中、1人の参加者が、大杉の次の来阪予定を訪ねました。

当時、大杉はすでに大阪でも大人気で、ツアーはすぐ満員だったにも関わらず、
次回以降の予定は決まっていないとのこと。
「どなたか呼んで下さったら来れますよ」と大杉が話すのを聞いて、思いました。

自分で日香理さんを呼んだら、関西の方が日香理さんがいる東京へ行く交通費もかからないしと、、と思いました。

それで、「私が呼んでも来てくれますか?」と聞いてみたんです。
当時の私はツアーを主催したこともなければ、講師を外部から呼んだこともありません。

でもこの時、なぜかこの言葉がポロッと口から出たのでした。

この一言がきっかけで、大阪での大杉のセッションやツアーを私が招致することになり、
2011年2月以降、数々の神社ツアーや産土リーディング®グループセッション、指針セミナーなどを開催しました。
大杉のツアーや講座を手伝うようになって、
私は、神社の素晴らしさ、面白さを改めて知ることになりました。

さっきお話ししたように、私は子どもの頃から神社仏閣が大好きで、
高校時代は、放課後におしゃれして町へくり出すかたわら、
京都の寺社にしょっちゅう足を運んでいました。

また、娘が学生時代に原因不明の病気になり、
ある縁切り寺で病気平癒を祈願し完治したことがきっかけで、
友人知人に頼まれて、寺社を案内することもありました。
でも、ただ単純にお寺や神社が大好きというだけ。
由緒や御祭神を調べたことは、一切ありませんでした。

そんな私が、大杉からレクチャーを受けて、由緒や御祭神を調べるようになり、
また、産土神社にもお参りするようになったんです。

それまでは、「神様」って漠然としていた存在でした。
でも、それぞれの神様に名前があると知り、
固有名詞を使って、直接感謝を伝えられるようになったのは、
とても、大きな変化でした。

「由緒や歴史を知るのって、なんて楽しいんやろう!」と気づき、
よりいっそう神社が大好きになっていきました。

次回くわしくお話ししますが、何といっても大杉との神社参拝は、
それまで私が知っていた参拝とは、あきらかに違っていたことも驚きでした。

公私にわたる大杉との神社巡りを続けるうち、
私に少しずつ変化が起きていきました。
次第に、境内で神様のエネルギーを体感するようになっていったんです。
つづく